【これからお兄ちゃんおねえちゃんになる君へ贈る絵本】『せかい一わるいかいじゅう』出版:偕成社 著:バット=ハッチンス(訳:乾侑美子)について

今回の記事はこんな方におすすめ♪

・これからおにいちゃん、おねえちゃんになるお子さんがいる家庭!

にぎやかな家庭が作りたいと思っている方には、2人目、3人目ができたという報告は何よりうれしいことですよね!私も子供は3人以上欲しいと思っていたので、妻からのできたかもしれない。。。という報告は何よりうれしいものだったことを覚えています。

ただ心配なのは、『上の子供が喜んでくれるか』ということは皆さん思うことではないでしょうか?

子供の場合、口では喜んでくれていても、心がついていかず、実際生まれてからみんなの目が赤ちゃんに向いてしまうと、赤ちゃん返りなどわざと親の気を引こうとすることもすくなくありません。

ここで自己紹介させてください。

私は、京都在中の子供3人嫁1人ペットのチンチラ1匹(ちなみにもうすぐ子供が1人増える予定…w)のごく一般の平均年収サラリーマンである30代(♂)のゆーきと申します。

子供が4人で平均年収しかないため正直うちの家計としては「何とかやっている」というのが実情です。そんななか、普段から暇さえあれば本屋に立ち寄り、社会人になってからも本を月2~3冊を読んでいる私、ゆーきが実際に子供にプレゼントをして喜んでくれ、さらに「学びにつながった」と推薦する本やおもちゃ、遊びなどを紹介していきます!

今回は2人目以降のお子さんができた親全員にすすめたい本『せかい一わるいかいじゅう』について紹介させていただきます。

下の子ができると、上の子はどうしてもさみしくなって親に振り向いてほしくて、わざと問題行動をおこしたりします。大人でも子供が生まれたからっていきなり完璧な親になれないのと一緒なので当然のことですよね。

この本には、事前にお兄ちゃん、お姉ちゃんになる準備になるいわゆる、お兄ちゃん(おねえちゃん)になるための予習絵本になります。なので今赤ちゃんが生まれた方やおなかの中にいらっしゃる方はぜひこの本を上の子に読んでみることをお勧めします♪

『せかい一わるいかいじゅう』とは【これからおにいちゃん、おねえちゃんになるお子さんに読んでほしい絵本No.1】

著者はイギリスの絵本作家さんでバット=ハッチンスさん。訳は乾侑美子さんで、偕成社より1990年に出版されている絵本です。

私が子供のころからあった本なので、小さいころにこの本を読んでいた方も多いかと思います。

内容

今まで親を独占できていた環境から一転。

ビリーが生まれたことにより全員がビリーの話ばかり

それが面白くないおねえちゃんのヘイゼルはみんなの気を引くため、いろんないたずらを仕掛ける・・・・

この本の面白い点は、どの家庭でも当たり前のように悩んでいる内容を『怪物の家族』という視点で話が進行することで真剣な内容なのにクスッと笑ってしまうところ。

人間の世界とは違う独自のルールが面白い!ところが魅力化と思います。

そしてなにより、最後には全員幸せになる素敵なストーリー展開が魅力なすごく引き付けられる絵本です。

参考『偕成社HPより』:https://www.kaiseisha.co.jp/books/9784032024104

おすすめポイント!

特におすすめできるのは、2人目以降のお子さんができた(できればおなかの中にいるころ)ご家庭に対してです。理由としては以下の通り。

1.お子さんのお兄ちゃん、お姉ちゃんになる心の準備ができる

2.親が子供の気持ちが理解できる。

3.親が上の子に対しての愛情表現を忘れないために

どんなことが学べるか

この絵本で学べる内容は、子供視点と親視点という2つの視点から赤ちゃんを見ている点かと思います。

子供視点

今まで自分一人で独占していた親を奪われた気分

自分をもっと見てほしい!

でも、ちゃんと下の子もかわいいと思っている。。。

親視点

あかちゃんは手がかかるためどうしても上の子に割ける時間を減ってしまう。

それでも上の子への愛情表現はわすれてはいけない。

我が家の楽しみ方

我が家では、この本は2人目が生まれたタイミングで友達から教えてもらい、すぐにAmazonでポチッた思い出がある本です。

この本は、お子さんがお兄ちゃん(お姉ちゃん)になる準備と同時に、親が上の子の気持ちを理解してあげることができる素敵な絵本です。この本を読んで、下の子に意地悪をいう長男に怒ってしまった自分が恥ずかしくなったのを覚えています。

この怪獣の家族のように、家族の気持ちを尊重して失敗があっても理解しあって、どんなことがあっても最後にはみんなが笑って過ごせる。そんな素敵な家族になりたいですよね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回紹介した『せかい一わるいかいじゅう』はご家族が増える家庭全員におすすめできる本です。

おすすめできる理由としては以下の通り、

1.お子さんのお兄ちゃん、お姉ちゃんになる心の準備ができる

2.子供の気持ちが理解できる。

3.親が上の子に対しての愛情表現を忘れないために

なにより、上の子の気持ちを親が理解することが重要かと思います。

みなさんもぜひ、ビリー達のように家族みんなで楽しく笑えるハッピーな怪物家族を目指してがんばりましょうw

Bitly
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